海外在住の日本語教育で小学生向けは?オンライン学習や通信教育は?

日本語を勉強する小学生 勉強習い事

海外在住で子供がいる場合、日本語教育をどうしたら良いのか悩みますよね。
子供が現地に馴染んでくれるか、現地語も理解できるようになるかという心配があります。でも、それとは逆に、母国語である日本語に触れる機会が少ないため、将来日本へ帰国した時に勉強が追いつけないのでは、という不安もありますよね。

そこでこの記事では、海外在住の場合に日本語教育をどう進めたら良いのか、という問題からオンライン学習や通信教育の代表的なもの、おすすめ等までをまとめました。

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※この記事には一部PRが含まれます。

海外在住者の日本語教育で小学生向けは?

海外在住者の場合、日本に住んでいるのと環境が大きく異なるので、普通に「国語のドリル」を探して続けていく、という前にやるべきことがあります。

一番最初に考えるべきことは、日本語で話す機会を増やすということです。

日本語習得の必要性を親が感じていても、実際に日常使う環境が少ないと、子供に勉強を続けさせるのは難しいのですよね。また、昔と違って今の子供達は楽しくないと勉強が続かない傾向があります。ですので、「勉強しなさい!」と追い立てるよりも、子供が自発的に「日本語で話したい」と思う気持ちを維持していくことが大切なんです。
また、今の子供達には、出来た時に褒めることも大切なので、日本語教育には特に家族の協力が重要です。

日本語で話す機会を増やすためには、以下のような方法があります。

(1)家庭内でできることを毎日継続する。
(2)同じような環境の日本人(親子)を探して一緒に遊ぶ機会を作る。
(3)日本語補習校に通う。
(4)オンライン学習、通信教材を利用する。

では1つずつ詳しくお話ししていきます。

家庭内でできることを毎日継続する。

家庭内では日本語に触れる機会をできるだけ増やすことが大切です。家庭内でできることとして、以下のようなことがあります。

・日本語で話す。
・日本の友達や家族とスカイプやZOOMで話す。
・日本語のテレビやYoutubeを見る。
・読み聞かせをする。
・子供に聞かれたらすぐに答える。
・子供が間違った言葉遣いをしたらすぐに正しい遣い方を教える。

同じような環境の日本人(親子)を探して一緒に遊ぶ機会を作る。

海外駐在の場合、同じような家庭環境の家族もいるんですよね。会社やその地域での繋がりから探して、見つかればラッキーです。

親子一緒に家へ招待して、ママ同士、子供同士で一緒に話したり、遊んだりすると励みにもなるし、様々な情報も得られます。その結果、日本語で話す機会が増えます。

親が子供に教えることの難しさ

親が子供の日本語習得に協力するのはとても大切です。でも、親自身が子供に日本語を教える、というのはものすごく難しいことなので、教える側のプロでもなければ避けた方が良いでしょう。

今はインターネットで検索すれば、無料でダウンロードできるドリルなどの教材は沢山あるので、親子でドリルなどの教材を使ってやろうとするかもしれません。

それで上手くいけば良いのですが、親が教えるって、本当に難しいことなんです。
教えても子供が理解できないとイライラしてしまうんですよね。そして、子供は親のイライラを感じ取って逆に反発します。そして、悪循環に陥り、ますますイライラしたり反発したりするんです。
まして、海外で日本語を教えるというのは、それよりもはるかに難しい。
親である自分は日本語を母国語として育ったから当たり前に理解できることばかり。でも、子供は日本語が母国語といっても数年間しかありません。母国語として完全に定着しているわけではないのです。

そんな状況下で教えようとすると、

え、そんなことも理解してなかったの!?

と衝撃を受けることが多いでしょう。

親が教えるプロならまだしも、素人だとその衝撃に耐えられずに感情的になってしまい、親子共々苦しくなってしまう可能性が高いです。

そういう点では、海外在住で母国語が定着してない子供のことを理解して教えてくれる、日本語補習校が良いのですよね。

日本語補習校に通う。

日本語補習校では授業を日本語で行います。また、日本語以外の会話が禁止だったりするので、子供にとっては日本語を話せるとても良い環境なんですよ。

ただ、残念なことに、日本語補習校は数が少ないので家から遠いケースが多いです。とはいえ、家から遠くても頑張って通わせている家庭が意外と多いのです。

以前、海外在住の人に訊いたところ、早起きして片道2時間以上かけて通っていたとの事でした。もちろん、親が車で送り迎えするのだとか。また、前日の夜に学校近くのホテルに泊まって通学する、というような人もいたそうです。

海外在住の親は、「親の努力で子供の学力に差がつく」と考える、責任感の強い人が多いのです。子供のためになることは無理してでも頑張るのですね。

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海外在住でオンライン学習おすすめは?

でも、日本人補習校にどうしても通えない、という人もいます。
そんな場合は、日本語補習校にはオンラインもあるので、そちらを検討するのも良いでしょう。
近年オンライン学習が普及するようになり、オンラインの日本語補習校も人気が出てます。

オンラインの場合、授業が土曜日でなく、平日の夕方以降に行うので週末を有意義に過ごせるというのも人気の理由の1つです。

オンライン学習では以下のようなところがあります。

オンライン日本語補習校(海外在住の小学生・中学生対象)
コスモスの丘補習校online(海外在住の幼稚園生・小学生・中学生対象)

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海外在住で通信教育のおすすめは?

海外在住の場合、通信教育のおすすめは「すらら」一択です。

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なぜ一択か、というと、通信教育は複数の会社が製作しているので日本に住んでいれば優れている教材はいくつかあるのですが、海外在住の場合だと通信環境の制約や郵送の問題もあり、おすすめできなくなってしまうんです。

他社の通信教育がおすすめできない理由

例えば、日本では人気のある「スタディサプリ」については、海外受講不可となっています。
進研ゼミについては、「小学講座」は海外受講が可能です。ただし、専用タブレットを使う「チャレンジタッチ」の場合は海外受講不可となっています。

また、Z会はタブレットコース、テキストコースがあり、両方とも海外受講が可能です。
ただし、タブレットコースの場合は海外では専用タブレットが使えないため、対応するiPadとデジタルペンが必要になります。また、テキストコースの場合は郵送物は国際宅急便などを利用することになり、通常の料金以外に海外料金が毎月約2千円加算されてしまいます。また、国によっては貨物が届きにくい地域もあり、届くまでに日数がかかる可能性もあります。
ですので、Z会をするのであれば、タブレットコースの方が良いでしょう。

とはいえ、Z会は難関高校、大学合格を目的とする生徒向けに作られており、テキストの内容も難しめなので、海外在住の子供にとっては厳しいかもしれません。
というのも、実は、日本の学校よりもインターナショナルスクールや現地校のレベルの方が低い傾向があるからです。将来的に難関高校、大学を目指すのであれば、帰国してから沢山の勉強が必要ですが、海外に住んでいる今は、もっと根本的な基礎固めをすべき時期なのです。

海外だと良い教材があまりないのは分かったけど、
すららが良いかどうかはまだ判断できないわ。

はい、もちろんです。そこで次に、すららの良い点、おすすめ理由についてお話しします。

すららが海外在住者におすすめな理由は?

すららをおすすめする理由は次の通りです。

(1)日本人学校でも使われるほどの人気教材
(2)日本語で勉強できる
(3)手持ちのパソコンやタブレットで勉強できる
(4)送り迎えしなくて済む自宅学習
(5)子供の学力に合わせて勉強を進められる
(6)日本のコーチがサポートしてくれる

日本人学校でも使われるほどの人気教材

すららのおすすめ理由の1つに、現地の日本人学校にも多く導入されていることが挙げられます。すららは日本国内でも学校や塾などで導入されるケースが年々増えていますが、海外でも同様に増えています。
これはなぜかというと、子供自身が学びやすいよう工夫した学習体系になっているし、管理する側(学校なら先生、家庭なら母親等)も子供の状況を把握して見守りやすいような管理画面があるからです。

学習体系

例えば、中学の数学は以下のような流れで勉強します。もちろん、日本の学習体系に沿った学習も可能ですが、海外在住の場合は特に、日本の学習体系に沿うよりも理解しやすい流れにする方が重要なんですよね。

すらら学習体系

上の画面では、肝心な単元名が空白になっているものも多いのですが、これは実際に無料体験をする際に確認してください。

無料体験はこちらからどうぞ。
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保護者の管理画面

保護者の管理画面は、生徒の勉強画面とは別のURLになっており、子供が気づかない様々な情報を確認することができます。海外在住の場合、日本にいるのと異なり日本語で勉強について共有できる人が保護者以外にあまりいないので、保護者が子供の頑張っている姿に興味を持って見守り、その都度褒めることが重要なんです。

そのためには、以下のような管理画面で日々どのくらい勉強したのか、どんな学びがあったのかを知っておく必要があります。

すらら保護者の管理画面

多くの通信教材だと、ちょっとでも難しくて勉強が止まってしまうと、やる気を失って頓挫してしまう傾向があります。ですが、「すらら」の場合はゲーム感覚で楽しみながら勉強を進めたり、定期的なイベントに参加してクリアすればAmazonギフト券をもらえるなど、やる気を引き出す工夫がいっぱいあります。

すららのお楽しみ機能

そして、子供は楽しみながら学ぶので勉強意欲が向上するし、成績もアップする。
良いこと尽くしなんですよ。
実績があるのが目に見えて分かるので、日本だけでなく海外の日本人学校などですららを導入する数がますます増えているんです。

日本語で勉強できる

海外在住だと、家庭以外で日本語を話す機会がほとんどないですよね。将来帰国を考えるのであれば、日本語ベースで勉強できるというのはすごく重要です。

また、海外では日本の国語を学ぶことができません。一方、すららの国語では文字や言葉などをじっくりと習得し、読解については一文から短い文章、長文、というように体系立てて学習できます。

小学校低学年のひらがな文字練習は書写システム搭載なので、「とめ・はね・はらい」「書き順」「字形」の正しさまで判定してくれます。

すらら文字練習

小学生の文章題は、スモールステップで細かく区切って設問、説明してます。

すらら国語

中学生の国語文章題もスモールステップです。いきなり長文読解ではなく、細かい文章についての設問が繰り返され、その先に長文読解があります。例題で理解できなかった場合は更に細かく解説してくれるケースもあるんですよ。

すらら受験対策

【我が家で娘がすららを勉強して気づいたこと&感想】
我が家で娘が国語の文章題をやっているのを見ていたところ、理解できずに×になってしまったのですが、その後の解説がとても細かくて、しかもちょっと簡単な問題に切り替わっていました。そして、簡単な問題が出来たと思ったら、再度また難しい問題に切り替わる、という設定でした。
子供の得意不得意をAIがきちんと把握して、その上で設問解説してくれているんだな、と感心したものです。

手持ちのパソコンやタブレットで勉強できる

すららで勉強する女の子

すららはパソコンやiPadなどのタブレットで勉強するため、専用タブレットなどが必要ありません。
ですので、自分のパソコンやiPadがあれば、いつでも勉強開始できますよ。
(既にお話ししたように、専用タブレットが必要だと日本から配達してもらわなければならず、日数や安全性の問題があるので海外在住には不向きなんです。)

送り迎えしなくて済む自宅学習

すららは、インターネットが繋がれば自宅で勉強できます。ですので、長時間かけて車で日本語補習校まで通う必要がありません。親としては、送り迎えしなくて済むので有難いですよね。

子供の学力に合わせて勉強を進められる

すららの学習の特長

すららのカリキュラムは無学年方式です。
4年生だけど勉強が遅れている、という場合は1年生の内容に戻ってもいいし、既に4年生の内容はマスターしているのであれば5年生以降の勉強だってできます。
一方、帰国を見据えて日本の学習指導要領に沿って勉強する、というのも可能です。
すららは、自分の学力に合わせて進められる柔軟性の高い教材ですよ。

日本のコーチがサポートしてくれる

すららコーチ

すららには、「すららコーチ」がいます。子供の質問や保護者の相談事に応じてくれるほか、学習設計や進捗管理、アドバイス、提案などを行ってくれます。
帰国後に受験を考えているのであれば、すららコーチに相談するとサポートしてくれますよ。

日本語以外に算数や数学の勉強も大切!

1つ補足しておきますが、海外に住んでいる今は「日本語習得をなんとかしなきゃ」という思いでいっぱいでしょうけど、もう1つ、算数(数学)も合わせて勉強しておくことが大切です。

上でご紹介した日本語補習校での授業も、国語と算数(数学)が主でしたが、算数(数学)は国によって異なりますが、日本よりも海外のレベルの方が低いことが多いんですよ。だから、海外子女は帰国後に数学で苦労する、という話がよくあるんです。

また、算数や数学は現地の学校でも勉強しますが、日本の進度とは異なります。
ですので、現地の算数や数学との違いを、すららの日本語の講義で確認していくと、算数や数学の理解がものすごく深まるのでおすすめです。

小学校の算数画面は、以下のようにイラスト入りでイメージしやすいよう工夫されています。
すらら算数

中学校の数学画面もイメージしやすいようイラスト入りです。公式を暗記するのでなく、きちんとイメージして理解した上で学習を進められるので子供が「数学が分かった」実感を掴みやすいです。
すらら数学

英語の勉強は盲点!

英語圏に住んでいる場合、英語の日常会話ができるようになれば、英語なんて勉強しなくてもいいだろう、という気持ちになるかもしれませんね。
でも、帰国を見据えるのであれば、やはり日本の授業カリキュラムの中心となっている文法を理解したり、筆記能力対策は大切です。
すららでは文法をスモールステップで理解積み上げしていくし、英検対策なども行うことができますよ。

中学英語の文法は以下のように丁寧に説明され、演習問題に入っていきます。演習問題の中でも答え合わせの際に丁寧な解説がついてます。

すらら中学英語

さいごに

海外在住の場合、保護者が最も気になるのは日本語習得であり、国語の科目を子供にどう学ばせるか、という問題でしょう。

家庭で出来る取り組みも色々あります。でも、全てを親が教えるのはプロじゃないので無理なんです。ですから、日本語補習校や通信教材を使って、子供が楽しく日本語を習得できるようサポートに回ることを考えましょう。

通信教材の中では海外向けでは「すらら」が優れているし、とても人気があります。
日本語補習校のオンラインも人気があるけれど、コスパを考えると「すらら」の方がお得だし、もし帰国後の受験を見据えるのであれば、日本の受験相談のできる「すらら」の方が良いかもしれません。

「すらら」を使えば子供の学習状況は管理画面があるので把握しやすいし、子供とのコミュニケーションが増えるので、ますます家族仲良く過ごせるし、子供の勉強理解も進み、帰国時にスムーズに日本の学校に通えるようになるでしょう。

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この記事を書いた人
遅咲き星人の母

小学校と中学校で3回不登校した娘がいる主婦です。
現在は通信制高校のサポート校に通学しています。
娘は発達障害(IQ測定不能)のほか、母子分離障害、不安神経症、体幹の弱さ、感覚過敏(主に触覚過敏、嗅覚過敏、聴覚過敏)が酷くて集団活動が超苦手で勉強の遅れもあります。
でも、この数年間は支援者に恵まれ、親子共に少しずつ自己肯定感がアップしてきました。今は、家族とペット(セキセイインコ)が元気で楽しく過ごせる方法を日々考えながら、楽しく生活してます。

(詳しいことを知りたい場合は管理人名をクリックするとプロフィールページに移動します。)

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